今日からは、様々な紅茶の記事についてまとめていこうと思います。中国紅茶が無ければ、世界の紅茶は出来てなかったといわれており、それだけに種類や製法など、現代に影響を与えてるものも少なくありません。
そんな中国茶の紅茶の一つ、正山小種について記事にしました。
記事を読めばどんなものなのか、またよい物を買う方法などがわかりますよ。
正山小種ってどんなお茶?
小種紅茶のひとつ
福建省崇安県星村で作られているお茶で、19世紀には東洋のお茶としてイギリス貴族が愛飲していました。明代末から清代初めに福建省武夷山で作られた世界で最初の紅茶です。
最初にヨーロッパに持ち込まれた紅茶であるといわれています。ヨーロッパでは歴史上「ボヒー茶」(BOHEA)(ボヒーとは武夷山を意味します)と呼ばれ、最近では「ラプサンスーチョン」と呼ばれています。
また別名を「アモイ茶」といいます。
「正山」とは武夷山を表し、「小種」は量が少ないの意味です。すなわち、自生の茶葉であることを示しています。
松で燻す工程があるため、独特の「松煙香」があるのが特徴のお茶です。
どんな香り?
武夷山周辺で作られる独特の香りを持つ紅茶です。松で燻す工程があるので「スモーキーな松」の香りが印象的なお茶です。すぐ香りを嗅げばわかると思いますよ~。
どんな味がするの?
香りとは違いますが、ライチの様な味わいのお茶です。渋みも少なく上質な紅茶で、ストレートティーでもミルクティーでも合います。
淹れ方は?
とても簡単です。温めた茶器に適量の茶葉を入れ、95~100度のお湯で抽出してください。茶葉が手元にあったので、湯を注ぐ前のものとティスティングカップに入れた後の物を載せました。
上画像:約3グラム前後の茶葉です。
上記画像:3g5分で抽出した「正山小種」
本日のティータイム
今回は、チーズがサンドされたお菓子と共に楽しみました。チーズの脂っこさをお茶が軽減してくれる、後味さっぱりなティータイムになりました。良かったら試してみてくださいねー♪ あとはスモークサーモンも合うそうです!
まとめ
独特のスモーキーな香りが特徴のお茶なので、大人向きのお茶というのが私のこのお茶の印象です。
あとは私の持っている本や教科書などを再度見てみたのですが、ネット上の情報と食い違う点も多々あり・・どちらが正しいんだろうと思うことが、今回ありました。
ほんの数十年続いてるお店と数百年続いてるお店の知識。
私の持っている本や教科書は後者の方なのですが。。時代が変わるとお茶の作り方も変わるもの、伝統を守り続けるものと色々ありますよね。何分自分の国のことじゃないので確かめようがない所が厳しいなあというのが今回記事を書いていて強く思いました。
自分の口に合うお茶を飲む分には。。必要ではない情報なのですが、いい物はこれです!って強く勧めるにはまだまだ勉強が必要だなあ・・と実感しました。特に、中国紅茶。
日々、精進ですね(笑)
毎日暑いので、くれぐれもご自愛くださいませ。お読みいただきありがとうございました。