様々な種類があるお茶、中国茶。
その中の一分類である中国紅茶の中でポストキームンと呼ばれているお茶があるのをご存じですか?
この記事ではそう呼ばれている中国紅茶についての特色や香り、味について記事にしています。これから中国茶を学びたい人や学んでみたいなって人は是非読んでみてくださいね。
それでは、今日は、五大中国紅茶のひとつ「英徳工夫紅茶」について記事にしてみました。
英徳紅茶ってどんな歴史があるお茶なの?
世界大三紅茶の一つキームン紅茶についで知名度があるお茶です。ですが、その歴史は比較的新しく、1956年にインドから製法を学び、広東省英徳に工場を建設したことから始まりました。
現在では、中国五大紅茶の一つと言われており、別名「英紅」とも呼ばれています。
中国国内で出回ることはほとんどなく、消費はほぼ全部外国でされるため、比較的手に取りやすい価格帯での販売がされているお茶です。 沢山紅茶を飲みたい方にはうってつけのお茶ですねb
このお茶に似ている紅茶はある?
茶の品種は、水仙と雲南大葉種を使って作っています。そのため、ポストキームンともいわれていて、味わいなどもキームン紅茶によく似ています。そのため、いまいち消費量が伸びず、年々規模が小さくなり将来的にはなくなってしまう危険性がある・・と言われているお茶です。
しかし上記で記載したお茶はどちらかというと低級~中級のものが多く、上級品の英徳紅茶に関しては、全く別のお茶なんじゃないか・・ぐらいの違いがあります。
良いお茶だとどんな味や香りなの?
先ほども少し触れましたが、低級~中級品の茶葉は黒く、キームンのようなスモーキーな香りが強いのが特徴ですが、上級品のものは、英紅九號といい価格帯もそれなりにします。低価格帯のものより、香りが優しくマイルドです。
また、渋みが少なくまろやかで、非常に口当たりがよくおいしいお茶です♪
じゃあどんなのを目安に買えば?
葉の表面が引き締まって重みがあり、つややかで柔らかく均等の取れたもの。また、金毫(ゴールデンチップ)を多く含み、香りはみずみずしく濃厚で、花の香りがするものを選んでください。
・・・と字で書いてもわからないと思いますので、金毫(ゴールデンチップ)を多く含んだ花の香りがするものを選んで色々試してみるのも楽しいかもしれません。
また、他の雲南紅茶やキームン紅茶などと比べ飲みをするのもいいですねー♪
まとめ
中国紅茶の中でもかなり有名な分類に入る英徳紅茶をご紹介してきました。他にも中国紅茶について記事に書いていますので、よろしかったら下記から読んでみてくださいね。
・ キームン紅茶
・ 九曲紅梅
・ 雲南工夫(滇紅:テンコウ)
・ 英徳工夫紅茶 このページです!
・ 川紅(四川紅茶)
・ 宜紅(湖北紅茶)
・ 寧紅(江西紅茶)
・ 湘紅(湖南紅茶)
・ 閩紅(福建紅茶)
・ 蘇紅(江蘇紅茶)
・ 台紅(台湾紅茶)
・ 黔紅(貴州紅茶)
・ 米磚茶
・ 坦洋工夫
・ 白淋工夫
・ 政和工夫
・ 日月潭紅茶
・ 高山貴妃紅茶
・ ライチ紅茶
・ 紅茶まとめ記事(中国紅茶と他の紅茶についてのまとめ)
お読みいただきありがとうございました。