スターバックスなどのコーヒー店やお菓子・麺にも使用されている「抹茶」。
飲み物だけでなく、今や様々な商品に使われています。お茶の方はあんまり縁がない方も、お菓子などで見かけない日はない・・というくらいどこでも見ますよね。今日は、そんな茶道でも使用されている「抹茶」について記事にしてみました!
抹茶
別名を「碾茶(てんちゃ)」といいます。また抹茶は、煎茶を粉末にしたものではないんです。玉露と同じように日よけカバーをかけられて手間暇かけて育てられたお茶です。
そのため、甘味やうまみが強く、苦味が少ないのが特徴です。
抹茶は、浸出液としては飲まないお茶なので、茶葉の細胞を破壊し、茶葉の出をよくするための揉むという工程は省略されて作られています。
その後、茎や葉軸などを取り除き細かく砕き、石臼で挽いて粉末にしたものが抹茶として製品化されたものです。
抹茶の生産地はどこ?
生産地は主に、京都の宇治などが有名ですが、同じ産地の抹茶でも様々なグレードがあり値段も色々( *´艸`)なので自分の好みのものを見つけるのも楽しいですね♪
抹茶の効能
抹茶には茶葉に含まれるビタミンCやビタミンE、カロチン、食物繊維が豊富なので下記のような効能があります。紫外線が強い時期に取ると夏が過ぎた後もお肌のトラブルを避けることが出来ますねー♪
・大腸ガンの予防(食物繊維)
・お肌つやつや (ビタミンAと同じ作用があるカロテン)
・美白効果(ビタミンC)
・老化防止(ビタミンE)
抹茶をおいしくたてるポイント
抹茶のたて方には、「濃茶」と「薄茶」の二種類があります。
自宅で楽しむなら「薄茶」の方が飲みやすいと思います。粉末茶である抹茶は酸化しやすいので、密封容器にいれ冷凍庫にて保存してくださいね。
薄茶を上手にたてるコツですが、
① 茶碗に湯を注いで温め、その湯を茶筅(ちゃせん)で軽くかき混ぜます。
② その後、湯を捨てて茶碗の中の湯をフキンなどでしっかりふき取ってください。
③ 事前に抹茶は茶こしでこしておきます。そうすることでダマになりにくく混ざりやすいです。
④ 茶杓(ちゃしゃく)で約2gほどの抹茶を茶碗に入れます。
⑤ 熱湯を70cc前後いれ、左手で茶碗をしっかり押さえ、小刻みに動かして抹茶を溶かしてください。
⑥ 全体に泡立ったら最後に「の」の字を書くようにひと混ぜし、中央から茶筅を立て静かに持ち上げます。
以上で終了ですー(*´▽`*)
まとめ
むしろお茶よりお菓子に使う方が今や普通でしょ?!・・みたいな声が聞こえてきそうなくらいですよね(笑)
実は、私も茶道はたしなんでないのでもっぱら抹茶を取るのは、お菓子だったりします。
夏の時期に特に食べたくなるので、製菓用の抹茶をよく購入していて、自宅でアイスクリームメーカーを使って抹茶アイスを作ったり、抹茶わらび餅や抹茶大納言パンを作ったりして楽しんでいます♪
その他で取るとしたら、抹茶入り玄米茶で飲むことが多いです。こちらは玄米のいい香りとさらっとした緑茶がおいしいお茶なのです!お菓子ばかりなのよね・・という私と似たような方は、是非試してみてください。
今日も一日素敵な日になりますように!
お読みいただきありがとうございました。