今日も引き続き世界の紅茶の始まりだった中国紅茶についての記事です。これから中国茶を学ぼうとしている方や今現在目指している方、単にお茶を楽しみたい方の参考になれば幸いです。
今日は、工夫紅茶の3つ目、雲南工夫(滇紅:テンコウ)についてです。
雲南工夫(滇紅:テンコウ)ってどんな所で育ったものなの?
「滇」とは雲南省の古い呼び方の事。この地域の土地は起伏に富んでおり、平均海抜1,000m以上で、亜熱帯気候に属しており、降水量も多いため、朝晩には霧も出ることから良質な茶葉が育つ環境になっています。
雲南工夫は、雲南大葉種と呼ばれるアッサム系の茶葉で作られているのが特徴です。
どんな味と香りが特徴のお茶?
手元に茶葉がなかったので、参考までに通販にて変える専門店のURLと画像を記載させてもらいました。品物によっては茶葉は丸くまるまったもの、まっすぐのものと様々なものがあります。下記のものは比較的まっすぐな形状をしていますね。
出典:http://www.365chaya.com/pro.asp?p=142
お湯を注ぐと金の毛が多く含まれている為、黄金色になります。またスパイスの香りがするお茶で、冷めると蜂蜜のような甘さを感じるお茶です。
良い物を買いたい人はこの時期に!
3月~11月に掛けて茶摘みをしますが、春にかけて摘まれたものが良質なものと言われています。また、この時期に摘まれたものには、上記画像のようにゴールデンチップが多く含まれているのが特徴です。見た目もみずみずしいものが多いそう。
その辺りに気を付けて購入するといい物が買えそうですねb
まとめ
先日紹介した松の香りが特徴の「正山小種」と同様スパイシーな香りが特徴の雲南工夫のご紹介でした。
こちらも若干大人向けの香りのお茶ですねー。私はまだ飲んだことがないので、スパイシーな香りで甘い・・ってどんなお茶なんだろーと、とても気になっています!
お試しがてら少量で購入してみた際には、改めてこちらの記事に追記しますねー(*´▽`*)